2015年2月27日金曜日

Everybody Have Fun Tonight / Wang Chung (1986)

Like Omigod! Disc6-20. "Everybody Have Fun Tonight" by Wang Chung
from the album "Mosaic"

当時からクソだと思っていた曲その2となるのがコレ。まずバンド名がなめてる。犬かよって思った(違うのは分かってる)。そして何が「みんな今夜は楽しみたがってる」だよって、18歳の俺は思ったんだ。ディスク2にラヴァーボーイの"Working For The Weekend"があったけど、ノリとしては同じようなものでしょうかね。ラヴァーボーイの頃はまだ俺もクソガキだったから歌の内容もよく知らず聴いていたけど、18歳にもなるとその辺の気持ちも変わってくるわけです。スターシップと同様「史上最悪な曲トップ50」に、見事3位にランクインしているのもうなづけますよ。

2015年2月26日木曜日

Heartbeat / Don Johnson (1986)

Like Omigod! Disc6-19. "Heartbeat" by Don Johnson
from the album "Heartbeat"

ドン・ジョンソンは「マイアミ・ヴァイス」で一躍有名になった俳優だってことは今さら書くようなことでもないだろうけど、そういえばアルバムも出してたっけなぁってことをこのコンピレーションでは思い出させてくれた。やはりどこの国でもあることなんですね、本業が別なところにある人が歌まで歌ってレコードを出しちゃうってのが。だいたい可もなく不可もなくといったロックですね。この曲も例外なくそう。

2015年2月25日水曜日

You Look Marvelous / Billy Crystal (1985)

Like Omigod! Disc6-18. "You Look Marvelous" by Billy Crystal
from the album "Marvelous!"

これはまた謎な曲。ビリー・クリスタルはコメディアンで、70年代には「サタデー・ナイト・ライヴ」に出演して人気だった人らしい。70年代終わりからは映画にも出演するようになったようだ。俺が知っている情報はこれだけで、じゃあこの曲、そしてアルバムはどういう経緯で発売されたのかまったく不明。しかもこの曲オシャレだし。ビルボードでは58位という、まあ話題になったのかならなかったのかわからんレベルですね。

2015年2月24日火曜日

Rhythm of the Night / DeBarge (1985)

Like Omigod! Disc6-17. "Rhythm Of The Night" by DeBarge
from the album "Rhythm Of The Night"

このジャケ、覚えているんだけどね、この曲自体がヒットしていたってのがあまり記憶にないんだよね。デバージはその3年前に"I Like It"という曲がスマッシュヒットしたほうが覚えていて、俺のFMから録音したカセットテープにも入っていたんだよね。で、この曲の記憶が薄いのは何でなのかは不明。ビルボードでも3位まで上がったのにね。デバージはモータウンからデビューしたコーラス・グループと言ったほうがいいのかな?皆デバージ姓を持つ兄弟姉妹からなっているんだよね。

2015年2月23日月曜日

Axel F / Harold Faltermeyer (1985)

Like Omigod! Disc6-16. "Axel F" by Harold Faltermeyer
from the album "Beverly Hills Cop: Music From The Motion Picture Soundtrack"

邦題を「アクセルFのテーマ」と言ったかな。突如ヒットチャートに出てきた謎のタイトルとインストゥルメンタルの曲って記憶している。まあすぐに映画「ビバリーヒルズ・コップ」のサントラからって知ったけど。この「アクセルF」ってのは、エディ・マーフィーが演じる役柄の名前で、そのテーマ曲ですね。そしてこの曲は、ハロルド・フォルターメイヤーというドイツの音楽家の曲で、他にも映画「トップガン」の音楽も手掛けているそうだ。ビルボードでは最高3位まで上がったそうで。

2015年2月20日金曜日

Addicted to Love / Robert Palmer (1986)

Like Omigod! Disc6-15. "Addicted To Love" by Robert Palmer
from the album "Riptide"

俺たちの世代、この1986年を高校生や中学生として過ごした人たちの多くは、パワー・ステーションで最初にロバート・パーマーを知ったんじゃないだろうか?俺もそんな1人で、パワー・ステーションのその後の展開が楽しみだったのに、何でもレコーディングのみの契約とかで、ライヴ・エイドではマイケル・デ・バレスがヴォーカルだったし、まったくよく分からないまま数年が経って出てきたのがこの「恋におぼれて」だった。ユニークなのはこの曲のPVで、歌うパーマーと、皆同じメイクをしたモデルさんによるバンドという構図で、当時セットに予算を使う傾向が多かったPVの中に於いてはとても新鮮だった。

2015年2月19日木曜日

St. Elmo's Fire (Man in Motion) / John Parr (1985)

Like Omigod! Disc6-14. "St. Elmo's Fire (Man In Motion) by John Parr
from the album "Music From The Original Motion Picture Soundtrack St. Elmo's Fire"

「セント・エルモス・ファイアー」という映画のサウンドトラックからの曲で、全米No.1になっている。今でも割と何かのBGMとして聴くことがあるような気がする。この曲を歌っているジョン・パーという人は、この頃の紹介の中に「記憶喪失」であるというようなことがあった。だからパーなのかと、全然関係ないのに、そんなのんきなことを考えていた。よくよく調べると、イギリス在住の頃に何かの暴動に巻き込まれて、その際に頭を打ってしまって、その暴動の時のことを「覚えていない」というだけだったとか。まあ確かに記憶喪失と言えばそうだけど、やや誇張された感じだったんだろうね。

2015年2月18日水曜日

We Built This City / Starship (1985)

Like Omigod! Disc6-13. "We Built This City" by Starship
from the album "Knee Deep In The Hoopla"

でた!「シスコはロックシティ」。この曲は出た当時から本当にクソだなと思っていたんだけど、今もその思いは変わらない。当時の俺は60年代70年代のロックも聴き始めていて、このスターシップというバンドはかつてジェファーソン・エアプレインという名で、60年代にはサイケデリックなカッコいい曲をやっていたわけですよ。それが何、ケバいおばさんとオッサンが軽いシンセサイザーに載せて「僕たちがこの街を作った」だよって思ったわけです。ケバいおばさんってのはもちろんグレース・スリックね。今で言う「劣化」が著しい、かつての容姿の面影がひとつない、中年どもが何歌ってんだ、マジでそう思ったのね。俺の80年代で最も最悪な曲の1つ、いや、1位でいいよってその時から決めていた。なのにこの曲ときたら1位になっちゃってね。

2015年2月17日火曜日

Everytime You Go Away / Paul Young (1985)

Like Omigod! Disc6-12. "Everytime You Go Away" by Paul Young
from the album "The Secret of Association"

ポール・ヤングは70年代後半にQ-Tipsというブルー・アイド・ソウルのグループを経て、1983年にソロデビューを果たした。1stアルバムからは"Come Back and Stay"がヒットして一躍注目を浴びたが、彼が真の意味で大成功を収めたのはこのアルバムおよび、シングルカットされた"Everytime You Go Away"のヒットによるものだろう。この曲は、ダリル・ホール&ジョン・オーツの"Voices"というアルバムに収録されている曲のカバーで、ビルボードで1位になっている。

2015年2月16日月曜日

Kyrie / Mr. Mister (1985)

Like Omigod! Disc6-11. "Kyrie" by Mr. Mister
from the album "Welcome To The Real World"

今となっては昔ばなしだが、当時俺はこのバンドが理由もなく嫌いだった。そしてそれを後押しするかのように、FMラジオで渋谷陽一が「ジャーニーとかMr.ミスターみたいのが売れるような音楽業界はダメだ」みたいなことを言ってて、ますます俺は自分は正しいんだと思っていた。何でこんな曲が全米1位になるんだろうと不思議でしょうがなかったのだ。

2015年2月13日金曜日

Life in a Northern Town / The Dream Academy (1985)

Like Omigod! Disc6-10. "Life In a Northern Town" by The Dream Academy
 
from the album "The Dream Academy"

打ち込みやらシンセサイザーやらで派手だった80年代半ばにおいては異色でしたね、この人たちは。浮遊感のあるキラキラした感じやアコースティックな楽曲は、今だったら「ドリーム・ポップ」って確実に言われるでしょう。なんだよドリーム・ポップってよって感じですが。むしろネオアコのほうが相応しいかな。この曲、"Life In a Northern Town"は日本でも何かにCMで使われていなかったっけ?事あるごとに聴いているって印象で、なんか俺の耳には根付いているというか、不思議な曲です。

2015年2月12日木曜日

Miami Vice Theme / Jan Hammer (1984)

Like Omigod! Disc6-09. "Miami Vice Theme" by Jan Hammer
from the album "Music From The Television Series Miami Vice"

ドン・ジョンソン主演のテレビシリーズ「マイアミ・ヴァイス」は人気ありましたね。日本でも放映したことあったと思うけど、実はあまり見た記憶はない。でもこのサントラは売れてたね。そして「マイアミ・ヴァイスのテーマ」。ヤン・ハマーによるこの曲はインストゥルメンタルなのにビルボードでは1位になって、ヴァンゲリスの「炎のランナー」とともに、80年代のインストゥルメンタル1位獲得曲なんだよね。しかも、ウィキペディアを見ると、この曲以降のインストゥルメンタル曲のビルボード1位獲得は無いらしいよ。それぐらいこの番組は人気あったんだろうね。

2015年2月11日水曜日

You Spin Me Round (Like a Record) / Dead or Alive (1984)

Like Omigod! Disc6-08. "You Spin Me Round (Like a Record)" by Dead or Alive
from the album "Youthquake"

後に「ザッツ・ユーロビート」なんてコンピレーションが数多くリリースされるほど、一部では大いに盛り上がったユーロビート。俺は大嫌いだった。クズ曲の量産と思っていたからね。なのでデッド・オア・アライヴも興味無かったんですよ、ピート・バーンズのルックスも嫌いだったし。今の目で見るとゴシックですね、昔はこれも「オカマ」だと思っていたのに。でもこの曲は(しつこいが当時は否定していたけど)歴史に残る名曲だと思います。このドライブする感じがいいよ。後の量産されるユーロビートとは違うよね、今だから言うけど。

2015年2月10日火曜日

Weird Science / Oingo Boingo (1985)

Like Omigod! Disc6-07. "Weird Science" by Oingo Boingo
from the album "Dead Man's Party"

オインゴ・ボインゴ、当時はこの名前だけで勝手にイロモノかと思っていた。アルバムもこんなジャケットだったしね。でも実際はクオリティの高い楽曲が並んでいて、他のバンドと比べると抜きんでているところもあった。このグループのリーダーだった、ダニー・エルフマンは今では映画音楽を手掛けていて、ティム・バートンの映画の多くの音楽が彼によるものらしい。

2015年2月9日月曜日

Voices Carry / 'Til Tuesday (1985)

Like Omigod! Disc6-06. "Voices Carry" by 'Til Tuesday
from the album "Voices Carry"

ティル・チューズデイってデビューしたころは大型新人っぽい扱われ方をしてたような記憶がある。でもバンドはアルバム数枚で解散しちゃってたね。その後はヴォーカルの紅一点、エイミー・マンはソロでデビューして成功を収めているよね。ロッキング・オンなんかでもアルバムが出ればレビューされていたような、これまた記憶があるって程度ですが。

2015年2月6日金曜日

Walking on Sunshine / Katrina and the Waves (1985)

Like Omigod! Disc6-05. "Walking On Sunshine" by Katrina and the Waves
from the album "Walking On Sunshine"

この能天気で明るい雰囲気のポップ・ソングには、当時からほとんど気にかけていなかったんですよね。80年代にデビューして、この曲のヒットで人気バンドになったようだけど、90年代になって低迷。ところが1997年にユーロヴィジョン・ソング・コンテストでイギリス代表で賞を採ったりしているようで。あとは2005年にハリケーン「カトリーナ」が起こった際にとばっちりのようなもの受けてたとか、それなりに探すとネタが出てきました。

2015年2月5日木曜日

Don't You (Forget About Me) / Simple Minds (1985)

Like Omigod! Disc6-04. "Don't You (Forget About Me) by Simple Minds
from the album "Original Motion Picture Soundtrack The Breakfast Club"

この「ブレックファースト・クラブ」って映画は見たことが無いんだけど、この曲がこのサントラに入っているとは知らなかった。しかも曲自体もシンプル・マインズの作品ではなく、ニナ・ハーゲン・バンドのギタリストが作った曲で、当初はThe Fixx やブライアン・フェリー、ビリー・アイドルに歌ってくれないかと要請していたらしい。彼らが皆断ったため、シンプル・マインズが歌うこととなり、サントラの影響もあって全米1位になったというのが実際のところのようだ。

2015年2月4日水曜日

Take on Me / a-ha (1985)

Like Omigod! Disc6-03. "Take On Me" by a-ha
from the album "Hunting High And Low"

アーハ、その名前の響きがなんとなくダサかった。でもPVは優れていると思った。でも心のどこかでこいつらを認めたくないなんて思っていた。それでもアルバムを借りてテープに入れていた。そろそろ60年代70年代ロックを聴き始めていた俺は、なんとなく見た目が「チャラい」彼らをバカにしたがっていた。でも上に書いたようにアルバムもこのアルバムは聴いていたし、なんとなく中途半端な態度だったことを思い出す。でも後々になって聞く彼らのニュース、例えばブラジルで行われたロック・イン・リオではこれまでの最大の動員数を記録とか、2000年代になってもイギリスでアルバムをトップ10に入れるなど、いつもビルボードのチャートで見てきた俺には驚かされるニュースばかりだった。

2015年2月3日火曜日

Shout / Tears for Fears (1984)

Like Omigod! Disc6-02. "Shout" by Tears For Fears
from the album "Songs From The Big Chair"

80年代でどのバンドがいちばん好きかと聞かれたら、俺は間違いなくティアーズ・フォー・フィアーズだと言うだろう。このアルバムは何十回何百回と聴いているし、去年リリースされた4CD+2DVDのボックス・セットも購入したぐらいだからね。後にこの2人は喧嘩別れしてソロでの活動をするけど、今はまた一緒にやっている(アルバムはまだか!)のがとても嬉しいんだよね。さて、"Shout"は先にシングルとしてリリースされてビルボードでも1位を記録、そして翌1985年にこのアルバムがリリースされて、A面の1曲目に収録されています。

2015年2月2日月曜日

Obsession / Animotion (1984)

Like Omigod! Disc6-01. "Obsession" by Animotion
from the album "Animotion"

どっちが曲名でどっちがグループ名なのかややこしいが、アニモーションがグループ名ね。このコンピレーションで久々に聴いたけど、すっかりその存在すら忘れていた。この曲が唯一と言っていいぐらいのヒット曲で、ビルボードでは最高6位まで上がっている。アメリカのバンドなんだけど、曲を聴くと前年のブリティッシュ・インベージョンの流れに乗っかっているような音で、今聴きなおすと典型的な80年代サウンドだよね。

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