2014年11月19日水曜日

Mickey / Toni Basil (1982)

Like Omigod! Disc3-13. "Mickey" by Toni Basil
from the album "Word Of Mouth"

中学生の時はこの曲が嫌いだった。チアリーディングのPVがバカっぽくて、一発屋の雰囲気がぷんぷんしていて、そして見事にそうだったんだけど、後に日本のバラエティ番組でカバーされたり、こうしてコンピレーションで聴くことで、当時のような気持ちはいまはまったくなく、むしろいいポップソングじゃんって思うようになった。そしてこの人、トニー・バジルについても単なる一発屋ではなく、60年代から振付師として大活躍しているということを知った。ということは、この1982年時点で相当歳の人だったわけですね。そんな人がこのチアリーディングで最も有名な曲を歌うというのもアメリカ恐るべしですよ。

この曲はこの人のオリジナルではなく、70年代に活動していたレイシー(Racey)というグループの"Kitty"という曲のカバーになるそうだ。"Kitty"はまったくヒットしなかったようで、女の子の愛称であるKittyを、男の子の愛称であるMickeyに変えたということだ。前述した日本のバラエティ番組ではガレッジセールのゴリが「ゴリエ」というキャラでカバーしたのだけど、これを見た時にすぐにこの曲だってわかったんだから、やっぱりインパクトのある曲だったんだろうなと思った。たぶんこのコンピレーションを手に入れる前の話だったと思うので。なお、ビルボードでは1位、キャッシュボックスでは2位だったとのこと。

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